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診療案内

地域の総合⻭科医院として、
あらゆる症状に対応できる環境を整え
専⾨分野の⻭科医師と連携した
⾼度なチーム⻭科医療を提供します。

虫歯治療

虫歯治療

日本人の9割以上が虫歯に?

現代社会において、日本人の90%以上が虫歯にかかっていると言われています。多くの人が虫歯になったことがあるため、残念ながら「虫歯になっても治療をすればいいから」と軽くみられがちなのが現状です。 しかし、一度蝕んだ歯は元には戻りません。症状が進行するほどに、また治療を繰り返すほどに、大切な歯は次第にもろくなってしまいます。 当院では患者さまの大切な歯を守るために、可能なかぎり「歯を長持ちさせる精度の高い処置」を行うとともに、虫歯になってしまった原因を早期に解明し、再び虫歯を繰り返すことのないよう「予防」の大切さもお伝えしております。

お口まわりの違和感に気づいたら

虫歯は初期の段階で発見できれば、ほとんど痛みも感じることなく治療をすることができます。しかし、初期の虫歯はほとんど自覚症状がなく、ある程度進行してから歯が痛む、しみるといった症状が出てきます。そして、症状が重くなるほどに治療は複雑化し、結果として治療費や治療期間も増えてしまいます。小さな違和感にも気づけるように、かねてからお口の変化に気を配るように心がけ、もしお口まわりに違和感がある時には、なるべく早めに歯医者に受診することが大切です。

虫歯の進行段階と各治療法

  1. C0:ごく初期の虫歯 歯の表面のエナメル質が溶けはじめ、白く濁っている状態です。この段階では歯に穴はあいておらず、まだ痛みなどの自覚症状もありません。適切なブラッシングとフッ素塗布などにより治せる場合もあります。 ごく初期の虫歯
  2. C1:エナメル質の虫歯 歯の表面のエナメル質がさらに溶け、黒ずんでいる状態です。冷たい物がしみる場合がありますが、まだ痛みなどの自覚症状はほとんどないことが多いでしょう。虫歯に感染している部分を適切に除去し、レジン(歯科用プラスチック)を詰めて治療します。 エナメル質の虫歯
  3. C2:象牙質の虫歯 エナメル質の内側にある象牙質にまで虫歯が進行している状態です。冷たい物や甘い物がしみたり、ときどき痛むなどの症状があります。虫歯の感染源を除去し、レジン(歯科用プラスチック)を詰めて治療します。 象牙質の虫歯
  4. C3:神経まで達した虫歯 歯の神経にまで虫歯が進んだ状態です。熱い物がしみる、ズキズキと激しく痛むなどの症状があらわれます。汚染された歯の神経を除去し、神経が入っていた管の内部を消毒して薬剤を詰める根管治療を施し、被せ物をします。 神経まで達した虫歯
  5. C4:歯根まで達した虫歯 歯の大部分が溶けてなくなり、歯の根にまで虫歯が進行した状態です。歯の内部にある神経が死んでいることから、一旦は痛みはなくなりますが、歯根部に膿が溜まると再び痛みが出始めます。多くの場合において抜歯が必要となります。抜歯後に入れ歯やブリッジ、インプラントなどで失った歯の機能の回復を図ります。 歯根まで達した虫歯

歯周病治療

歯周病治療

歯周病(歯槽膿漏)とは

歯周病は、歯を支える歯茎と骨(歯槽骨)の病気です。症状が進行すると少しずつ歯茎や歯槽骨が痩せ、歯がグラグラと動揺するようになり、最終的には歯が抜けて落ちてしまいます。 近年では、日本の成人の約8割が歯茎に何かしらの問題を抱えているとされており、歯周病は歯を失う最大の原因でもあります。また、歯周病は初期の段階では痛みなどの自覚症状がほとんどないことから、気づかないうちに重症化しているケースも多く、「沈黙の病気=Silent Disease」とも言われているのです。

なぜ歯周病になってしまうのか

歯周病は、お口の中の細菌の集合体(プラーク)が主原因となる感染症です。歯周病を引き起こす原因菌は様々ですが、これらの菌が歯と歯ぐきの境目(歯肉溝)で増殖することで歯周病を発症します。 発症すると歯周ポケットを形成して歯ぐきが腫れたり、出血を伴うようになり、そうした環境がさらに歯周病菌をより増殖しやすい状態を作り出し、歯周病はさらに進行していきます。症状が進むと骨を溶かし、やがて歯は支えを失っていくこととなります。 また、歯周病を悪化させる原因として、歯並びや噛み合わせの不正、糖尿病などの全身疾患、喫煙等の嗜好品なども関わりがあることが分かっています。

歯周病の分類・治療法について

  1. 歯肉炎(歯周ポケットの深さ1〜2mm) 歯茎のみに炎症を引き起こしている状態です。痛みといった自覚症状はほとんどありませんが、歯磨きの時や硬いものを食べた時に出血しやすくなる場合があります。

    専門的な歯のクリーニングを行い、必要に応じて歯磨きやフロスなど適切なセルフケアの仕方について丁寧に指導をさせていただきます。 歯肉炎(歯周ポケットの深さ1〜2mm)
  2. 軽度歯周炎(歯周ポケットの深さ3〜4mm) 歯を支えている骨(歯槽骨)が溶け出した状態です。歯磨きの時に出血したり、歯がうずく、歯茎が腫れぼったく感じるなどの症状があらわれます。しかし一般的な初期段階では、まだ無症状なことが多く注意が必要です。

    スケーラーと呼ばれる専門の器具を用いて、歯の表面や根の周りに付着したプラークや歯石をキレイに取り除きます。 軽度歯周炎(歯周ポケットの深さ3〜4mm)
  3. 中等度歯周炎(歯周ポケットの深さ5~7mm) 歯を支えている歯槽骨が1/3~2/3ほど溶けた状態です。水がしみるようになったり、歯磨きをすると歯茎から血が出たり、歯茎が腫れたり治ったりの症状を繰り返します。また、歯がぐらぐらと動揺しはじめ、膿が出たり口臭が強くなる場合もあります。

    プラークや歯石の除去を行います。歯周ポケットの奥深くに付着した歯石除去には痛みを伴うこともあるので、事前に麻酔を施して丁寧に治療をします。症状によっては外科的な治療を行う場合もあります。 中等度歯周炎(歯周ポケットの深さ5~7mm)
  4. 重度歯周炎(歯周ポケットの深さ7mm以上) 歯を支えている歯槽骨が2/3以上溶けた状態です。歯の周りを指で押すと白い膿がにじみ出て、口臭が強くなる場合もあります。歯磨きの際には頻繁に出血するようになり、歯が動揺して硬いものが噛みにくくなることがあります。放置してしまうと、歯が自然と抜け落ちるケースもあります。

    プラークや歯石の除去、外科的な治療を行います。状態が改善しない場合には、やむなく抜歯となるケースもあります。こうした状態になる前に、気になった時になるべく早めに診察を受けるようおすすめしております。 重度歯周炎(歯周ポケットの深さ7mm以上)

根管治療

根管治療

根管治療(歯内療法)とは?

深い虫歯や歯の亀裂、外傷などが原因により、歯が痛んだり歯肉が腫れたり、歯の根の中の周囲組織に炎症が広がるなどの症状があらわれます。 根管治療は、そうした歯の根の中の神経や血管(歯髄)が炎症や感染している際に行う治療法です。過去に根管治療を行った根が、再び感染してしまった場合にも根管治療が必要となる場合があります(感染根管治療)。

根管治療の流れについて

  1. 感染部位の除去 拡大鏡を用いて歯の根の中を拡大し、感染部位を鮮明に映し出しながら、ファイル(リーマー)という専用器具で根管内の感染部位を除去します。
  2. 根管内の洗浄・消毒 シリンジで根管の洗浄を行います。感染部位が大きい場合は超音波洗浄器を併用しながら洗浄します。この工程を数回繰り返して細菌を限りなく少ない状態をつくります。
  3. 根管充填 根管内に薬剤を充填します。細菌が薬剤の隙間から根管内に侵入しないよう、緊密に詰め物を施します。
  4. 土台と被せ物 被せ物の土台となる支台(コア)を立てた後、歯の形と機能を補う被せ物を取りつけて治療は終了となります。定期的なメンテナンスにて経過を観察します。

セラミック治療

セラミック治療

当院の審美治療について

自然で美しい歯を手に入れる審美治療

審美治療では、歯が持つ本来の自然な「白さ」や噛み心地といった「機能」の回復を目的とします。近年、セラミックをはじめとする歯科材や修復技術は目覚ましい進歩を遂げており、限りなく天然の歯に近い状態にまで回復することができるようになりました。

審美治療はこのような方にオススメです

以下のようなお悩みやご希望がありましたら、ぜひお気軽に当院へご相談ください。

  • 銀歯を白い歯にしたい
  • 前歯の隙間が気になっている
  • 過去に治療した詰め物(被せ物)が取れた
  • 歯並びや歯の形が気になる
  • 欠けた歯が気になっている
  • 金属アレルギーが心配

オーダーメイドの審美治療プランをご提案します

当院では、最初にカウンセリングにて患者さまの想いをしっかりとお伺いし、ご予算やご要望に合わせて最適な治療プランを提案しております。 審美性・機能性ともに優れたセラミックやジルコニア素材をはじめ様々な治療の選択肢をご用意し、それぞれの素材の特性やメリット・デメリットにつきましても丁寧にご説明いたします。 お見積もりも可能ですので、お口元で気になる点がありましたら、どうぞ遠慮なくお問い合わせください。

矯正歯科

矯正歯科

専門の矯正医によるオーダーメイドの矯正プラン

当院には専門の矯正医が在籍しておりますので、幅広い症状やお悩みにお応えできます。近年特に人気の「マウスピース矯正」、様々な症例に対応できる「マルチブラケット装置矯正」など、また小児矯正においても、お子様への負担や費用をできる限り抑えた治療ができるよう、床矯正(非抜歯矯正)をはじめ様々な矯正治療法に対応可能です。

患者さま一人ひとりの歯並び、生活スタイル、ご希望やご要望はそれぞれ異なりますので、事前に丁寧にカウンセリングを行い、オーダーメイドの矯正プランをご提案いたします。費用のお見積もり等も可能ですので、まずはお気軽にカウンセリングへご予約ください。

初診相談・カウンセリング無料

当院の矯正歯科治療では、よりたくさんの患者さまのお悩みにお応えできるようにと、初診相談・カウンセリングを無料で対応しております(レントゲン撮影などの検査が必要な場合には、別途検査費がかかりますのでご了承ください)。 プライバシーにも配慮をした個室のカウンセリングルームも備えておりますので、気になることは何でもご相談いただきたいと思います。

とやま⻭科医院
矯正医師

安樂 真梨子

当院の大人の矯正歯科(成人矯正)について

矯正治療に年齢制限はありません

歯列矯正は、健康なお口の状態であれば基本的に何歳からでも始められます。「ずっと歯並びが気になっていて…」という方はもちろん、最近では婚活や就活、美容や健康のために矯正治療をされる方も多くいらっしゃいます。

  • 前歯だけ部分的に整えたい
  • 周りに気づかれず矯正したい

当院では患者さまのさまざまなお悩みやご要望にお応えできるよう、幅広い治療プランをご用意してお待ちしております。

大人の矯正の種類

  1. ワイヤー矯正(マルチブラケット装置) ワイヤー矯正では、歯に土台となる小さな装置(ブラケット)を接着して、ワイヤーの弾性を利用することで歯並びを整えていきます。近年では審美的なものも開発されており、目立ちにくい白いワイヤーやセラミック製の白いブラケット、裏側からの矯正治療(リンガルブラケット)などもあります。 ワイヤー矯正
  2. 部分矯正(MTM) 「前歯だけ整えたい」という場合など、部分的な矯正をする際に用いる矯正方法です。歯と歯の間に隙間があったり、前歯が1本だけ傾いている場合などに1本〜数本の歯を整えることができます。お口の状態によっては全体的な矯正治療が必要となる場合もございます。 部分矯正
  3. マウスピース型カスタムメイド矯正
    (インビザライン)
    透明に近いマウスピース型の装置を使用する矯正方法です。矯正治療中でも装置がほとんど目立たず、ご自身で簡単に取り外すことができます。食事や歯磨きがしやすく、お口のお手入れがしやすいのも特徴です。 マウスピース型カスタムメイド矯正

インビザラインとは?

インビザラインは、全世界1000万人以上のユーザーに利用されている実績を持つメーカーブランドです。最初にとった歯型をもとに緻密な計算のもとで全マウスピースを製造するため、歯型取りは基本的に最初の1回のみで完了でき、患者さまの負担も軽減することができます。 マウスピース矯正は、歯並びの状態によって適応できない場合もありますので、まずは一度お気軽に診察にお越しください。

当院の子どもの矯正歯科(小児矯正)について

小児矯正は将来的なメリットも多くあります

成長過程にある子どものうちから矯正治療を始めることで、お口の環境のベースとなる骨格的な不正の改善を図ることも可能となります。また、大人になってから矯正をする際に「治療が簡単に済む(治療期間が短くて済む)」「仕上がりがよりキレイになりやすい」といった将来的なメリットも多くあります。 「子どもの歯並びが気になる」「うちの子は矯正した方がいいの?」など、お子様の歯並びや噛み合わせについて気になった際にも、どうぞお気軽にご相談ください。

子どもの矯正を行うことで将来的に期待できる効果

小児矯正を行うことで、個人差はありますが以下のような様々な効果が期待できるでしょう。

  1. 出っ歯の回避
  2. 受け口の回避
  3. 八重歯強調の回避
  4. 歯の叢生の回避
  5. 口呼吸の回避
  6. いびきの回避
  7. 顎がすっきりする可能性
  8. 成人矯正での費用や治療期間など負担軽減
  9. 成人矯正における抜歯の回避

子どもの矯正を始めるタイミングは?

お子様の矯正治療を開始する時期は、それぞれのお口の状態によっても異なるため、幼児期からあごが成長していく様子を定期的に観察してくことが理想です。

一般的には、上下の前歯が生え変わる7~8歳の時期にご相談にみえるケースが多いでしょう。ただし、受け口などの治療は永久歯が生える前に改善した方が、後々の治療が楽になる場合もございます。 当院では、お子様のその時のお口の状態に合わせて最適な矯正プランをご提案しております。気になった時に遠慮なくご相談ください。

ホワイトニング

ホワイトニング

ホワイトニングで白く美しい口元へ

ホワイトニングは歯の黄ばみの原因となる成分を、専門のホワイトニングジェルで漂白することで、輝くように白い歯を手に入れることができるケアです。 最近は女性にも男性にも人気で、エステ感覚でホワイトニングを利用される方も増えています。白く明るい美しい口元になりたいという方、初めてホワイトニングをしてみたいという方にも、当院のホワイトニングがおすすめです。

ホワイトニングはこんな方にオススメ

  • 美容に興味があり、歯を白くしてみたい
  • 仕事や就職活動で印象をもっと良くしたい
  • 白い美しい歯で笑顔に自信をつけたい
  • 芸能人のような白く輝く歯を手に入れたい
  • 結婚式や記念日を美しい歯で迎えたい

口腔外科

口腔外科

口腔外科とは

口腔外科(こうくうげか)は、お口の中やその周辺の病気を外科的な方法で治療する診療科です。親知らずの抜歯をはじめ、インプラント治療、口内炎、顎関節症、噛み合わせの異常など、口の中の歯や歯茎、舌、粘膜、顎、唇、また顎の骨や関節など顔周辺の口腔部位に生じた症状に対応します。

親知らずの抜歯

親知らずの抜歯

親知らずとは

親知らずは一番奥に生えてくる永久歯で、「智歯」や「第三大臼歯」とも呼ばれています。親知らずの生え方や生えてくる本数には個人差がありますが、すべて生えている場合は上下左右に1本ずつ計4本となります。人によっては1〜3本だけ生えてくるケースや、1本も生えてこないケース、歯肉の下に親知らずが埋まったままというケースもあります。
生えてくる時期も個人差はありますが、一般的には10代後半〜20代とされており、親も知らないうちに生えていることから「親知らず」と呼ぶとも言われています。

抜歯後に起こりうるリスク等につきましても事前に把握し、患者さまにしっかりとご説明の上、納得していただいてから治療を進めてまいります。親知らずが気になる方は、まずは一度当院へご相談ください。

必ずしも抜歯をしなくても良いケースとは?

以下のような状態の親知らずであれば、必ずしも抜歯をする必要はないと考えられます。

  1. まっすぐ正常に生えている親知らず
  2. 汚れを適切に除去できる状態
  3. ブリッジに利用できるケース

当院では、患者さまの現在のお口の状態だけでなく、将来的なリスクも考慮しながら、抜歯が必要かどうかの診断をしております。治療内容や費用などについても丁寧にご説明し、痛みに配慮した抜歯治療を行なっておりますので、安心してご相談ください。

   

インプラント治療

根管治療

インプラントとは

インプラント治療は、失った歯の機能回復を図れる方法の一つです。顎の骨にチタン製の人工歯根を埋入し、その上に人工歯を装着します。治療後は適切なメンテナンスを行うことで、歯本来の機能をながく維持することが可能となり、優れた機能性からインプラントは「第二の永久歯」とも言われています。従来のブリッジのように健全な歯を削る必要がないため、残存歯への負担が少なく、また入れ歯のような口の中の違和感はなく、ご自分の歯とほとんど同じ感覚でしっかりと噛むことができます。顎の骨が吸収されて減るといった心配がないのも特徴です。

インプラント治療の流れ

  1. カウンセリング まずは患者さまのお話を丁寧にお伺いし、お悩みやご要望をしっかり把握します。インプラント治療について詳しくご説明させていただきながら、不安や疑問を解消できるようしっかりとお答えいたします。
  2. 精密検査・治療計画 レントゲンやCT撮影、噛み合わせや顎の骨の検査などを行い、お口の中の現状を把握するために各種検査を行います。診断結果をもとに詳細な治療計画を立てていきます。
  3. インプラント埋入手術 当院では、「即日インプラント」「1回法」「2回法」の3種類のインプラント埋入手術がございます。患者さまの骨の状態、埋入する本数などを十分に考慮の上、どの手法が適用可能か慎重に診査・診断し、患者さまに最適な治療法をご提案しております。
  4. 治癒期間 埋入手術後から通常、約2~3か月の治癒期間をとります。インプラント体(人工歯根)と顎の骨が結合するための期間となります。
  5. 型取り(印象採得) 型取りを行い、口腔内におけるインプラント体、またはアバットメントの位置関係と周囲の軟組織の形態について、専用器具を用いて模型上へと再現していきます。
  6. 新しい歯の作製・設置 1回法では骨との結合が確認でき次第、上部構造の作製を開始します。2回法では、外科手術で歯肉を切開してアバットメントを連結し、歯の土台部分を作りあげてから上部構造(人口の歯)を作製し設置します。
  7. 定期メンテナンス インプラント治療の終了後は、通常3~6か月に1回の定期メンテナンスが必要です。インプラント周囲炎などを予防するためのケアや、噛み合わせの調整などを行い、治療後もしっかりとサポートしてまいります。

入れ歯(義歯)

入れ歯(義歯)

入れ歯(義歯)治療について

失った歯の機能を回復・補うための治療の選択肢として、入れ歯、ブリッジ、インプラントなどがあります。入れ歯は、他の治療と比べて「短い治療期間」で「費用を安く」抑えられるといったメリットがあります。

あなたにピッタリの入れ歯づくりをサポートします

  • 歯を失って困っている
  • はじめて入れ歯を作ろうかと考えている
  • いま使っている入れ歯が合わない

そうしたお悩みを抱えていらっしゃる方は、ご遠慮なく当院へご相談ください。お口の状態を確認させていただき、治療に関する不安や疑問につきましても、分かりやすく丁寧にお答えいたします。 保険治療・自費治療ともに幅広い入れ歯づくりに対応し、可能なかぎり迅速にご提供できるよう努めておりますので、安心してお任せください。

歯ぎしり・食いしばりの
治療について

歯ぎしり

このような症状はありませんか?

  1. 大きく口が開かない
  2. 口を開けると痛い
  3. 口を開ける時にクリック音(パキンという音)が鳴る
  4. 朝起きると顎周りに疲れたような違和感がある
  5. 奥歯で噛むとピリッと痛むことがある
  6. 歯が細くなり歯茎が痩せてきた
  7. 歯が短くなってきた
  8. 治療した歯の詰め物や被せ物がよく外れる
  9. 慢性的な肩こり・偏頭痛に悩んでいる
  10. 全身的に気怠さがある

※上記のような症状は、歯ぎしりや食いしばりが原因となっている場合があります。

歯ぎしり・食いしばりとは

上下の歯をギリギリとこすり合わせたり、歯を強く噛みしめる、上下の歯を小刻みにカチカチとするといった症状が挙げられます。歯ぎしりや食いしばりはほとんどの場合において、睡眠中または日中に無意識のうちにしてしまっていることがほとんどです。成人の10%前後が睡眠中に歯ぎしりまたは食いしばりをしているという報告もあります。朝起きると顎が疲れていたり、歯がしみる(知覚過敏)などの症状が気になって歯医者に受診して初めて気づくというケースも少なくありません。

噛み合わせ治療(顎関節症の治療)について

噛み合わせ治療

顎関節症の主な症状とは?

  • 口を開けると顎(あご)が痛い
  • 口を閉じられなくなった
  • 口を大きく開けるとカクカク音が鳴る

上記のように、顎まわりに様々な症状を生じる状態を『顎関節症』と呼びます。顎関節症の主な症状として、口を開けると痛い(開口時痛)・口が開かないまたは開けにくい(開口障害)・口を開けると音がする(関節雑音)があります。 専門的な観点から原因を明らかにし、適切な方法で治療することで改善に向かうケースも多くありますので、気になる症状のある方は早めに診察を受けることをおすすめします。

予防歯科

予防歯科

予防歯科とは

歯科先進国スウェーデンやアメリカでは、『痛みなどの問題がなくても定期的に歯医者さんで健診を受ける』ことが一般的な習慣となっています。しかし日本では「歯が痛くなってから歯医者に行こう」と、考えている人も少なくありません。 長い目線で歯の健康寿命を延ばすためには、わずかな違和感を見逃さず問題を早期に発見することが非常に大切です。 予防歯科では、“症状が現れる前に予防する”という考えのもと、毎日の適切なセルフケアと、定期的な歯科医院での健診を継続することを通じて、お口の中の健康を維持していくことを目指します。

家族みんなで虫歯の予防ケア

生まれたばかりの赤ちゃんの口の中には、ばい菌が存在していません。実はほとんど場合において、一緒に暮らす周りの大人からうつると言われています。 特に虫歯の多いお母さんのお子様は、虫歯が多いという研究も報告されています。

「虫歯」が多いか少ないかももちろん重要ですが、何よりお口の中の「虫歯菌」が多いか少ないかが、とても重要です。 歯科医院での専門的なケアを受けることで、お口の中のばい菌を効率的に減らし、ぜひ家族みんなで虫歯予防をしましょう。自分のお口の中の環境を整えることが、大切な家族の歯や健康を守ることにつながります。

定期健診に通うタイミングや頻度は?

お口の状態にもよりますが、基本的に3~4か月に一回の健診をおすすめしています。定期的にお口の状態をプロの視点でのチェックを受けることで、何か異常があれば初期の段階で発見することができます。 毎日の歯磨きや歯間の掃除も適切にできているかなど、磨き残しのチェックなども行い、必要に応じて専門的なクリーニングでキレイにすることで、お口の健康づくりをサポートしていきます。

当院の予防ケア・クリーニングメニュー

当院の予防ケア・クリーニングメニュー
  1. PMTC 歯科衛生士による専門的な歯のクリーニングです。ご自宅で行うセルフケアでは落としにくい歯と歯の間や、歯と歯茎の溝のプラーク(歯垢)や歯石をキレイに除去していきます。仕上げに歯の表面をなめらかにして汚れがつきにくくしていきます。 PMTC
  2. エアフロークリーニング エアフローシステムという先進の歯のクリーニングマシンを用いることで、研磨剤を使用することなく、歯や周囲の組織を傷つけずに着色や汚れを隅々までキレイにすることができます。 エアフロークリーニング
  3. フッ素塗布 歯質を強くする働きを持つフッ素を歯の表面に塗布することで、虫歯菌が出す酸に溶けにくくなり、歯の再石灰化を促すことが可能です。虫歯予防の効果を持続するために、症状に合わせて定期的なフッ素塗布をおすすめしています。 フッ素塗布
  4. シーラント 汚れが溜まりやすい奥歯の溝を歯科用プラスチックで埋めることで、虫歯になりにくくする予防ケアです。特に小さなお子様の奥歯に有効です。シーラントは生活する中で徐々にすり減っていきますので、歯科医院で定期的にチェックを受けましょう。 シーラント
  5. 歯磨き(セルフケア)指導 お口の状態は患者さま一人ひとりで異なりますので、それぞれのお口の状態に合わせたセルフケアを行うことが大切です。プロの視点から磨き残しを起こしやすい部分を中心に、お口の汚れを効果的に取り除くセルフケアの仕方を丁寧にアドバイスさせていただきます。 歯磨き(セルフケア)指導

当院の小児歯科について

小児歯科

親子で楽しく通える歯医者さんへ

お子様が歯医者に苦手意識を持ってしまうと、大人になってからも歯科医院に足を運びづらくなってしまい、将来的な健康にも影響を与えてしまう可能性があります。
当院では、小さなお子様に「歯医者さんは楽しいところ」と思ってもらえるように、歯科衛生士と連携しながら優しい診療を心がけています。 一人ひとりのお子様の年齢や性格、それぞれのペースにもに合わせた治療プランをご提案しておりますので、保護者の方のご心配やご希望等ございましたら何でもお聞かせください。

子どもの虫歯について

子どもの歯は虫歯になりやすい?

大人の歯と比べると、子どもの歯は虫歯になりやすい状態にあります。同じ永久歯であっても、子どもの歯はまだ再石灰力が弱く、エナメル質や象牙質も薄いからです。特に乳歯が虫歯になった場合、痛みを感じにくく進行も早いため、虫歯がかなり進行した状態で発見されることが少なくありません。 当院にご来院されるお子様にも、このようなケースがしばしば見られます。 乳歯の状態は、生えかわる将来的な永久歯の歯並びなどにも影響を与えますので、お子様の大切な歯の健康を守っていくために注意が必要です。

お子様の大切な歯を守るために

子どもが虫歯になる主な原因は、周囲の大人の唾液を介する虫歯菌への感染ということをご存知でしょうか。虫歯菌は、食事の際の口移しなどで子どもの口の中へと移り、さらにそこから甘いものを頻繁に食べたり、時間をかけて食べるなどの習慣により、抵抗力の低い乳歯は大きな虫歯リスクにさらされます。そのため、大切なお子様の歯の健康を守るためには、まずは親御さんをはじめ周囲の大人がお口の中の清潔な環境を整え、維持する習慣を身につけることが大切です。あわせて、お子様の間食の仕方などを管理してあげたり、ホームケアではまず自分磨きをさせてから、親御さんが仕上げ磨きをしてあげましょう。

ご家族みんなで歯を守る正しい習慣と適切なホームケアを行うとともに、歯科医院で定期健診を受けることも重要です。年齢に合わせたプロの歯科ケアを受けることで、一緒に虫歯になりにくいお口を目指していきましょう。